インデックス投資してたはずがなぜか個別株を買っていた
今、配当利回り5%越えで話題の日本たばこ産業(2914) ですが、今日も配当利回りが 5%を越えたので購入しました。
都合4度に分けて購入し、平均購入価格は2950円です。
普段個別株をほとんど買わないので、なぜ買ったのかをチラシの裏ながら整理しておこうと思います。
リタイア後を見据えての資産活用のため
購入理由としては、そろそろアーリリタイアに向けての目標金額が見えてきましたので、リタイア後を見据えてのことになります。
私は、もともとインデックス投資でアーリリタイアを目指していたわけではなく、普通に資産運用としてインデックス投資をしていました。
けれど、気がついたら資産総額がある程度の額になっており、この調子で増えていけば、アーリリタイアできるのでは?と思っただけのにわかアーリーリタイア志願者です。
リタイアを考え始めたのがここ2,3年ですので、実際に目標額が近くなってくると、リタイア後にどのように運用して生活していこうかという視点がずっぽり抜けていることに気が付きました。
そしてようやく去年のはじめごろからいろいろと具体的に検討を始めています。
リタイアが見えて来て失敗だと思ったこと
インデックス投資は資産形成段階で取り崩す予定のない資金を長期にわたって形成していくのには都合のいいツールです。
しかし資産形成が終わってそれを生活資金として取り崩していくのには少々使いづらいということが実感としてわかってきました。
今まではとりあえず資金を貯めることが第一目標で、使うことに関してはあまり考えてこなかったのは失敗だったと思っています。
インデックス投資は、実際にその資金を必要とするときまで売却をしないのが原則ですが、 アーリリタイア後のように毎年の生活費として一定額が必要となる場合、毎年、もしくは 毎月に定額もしくは定率を売却することになります。
そうした場合、最初のうちはいいのですが、年々売却金額に占める元本の割合が減ってい き、税金分がかさんで来るという弱点があります。(以下のエントリ)
もちろん、源泉分離の20%+復興税を超えることはないのですが、一定額を確保するために 徐々に売却額を多くしていかなければならないというのはいやな気分です。
リタイア後は一定額がもらえる方が良い
その点配当金を毎年もらうというのは、元本部分がいくら毀損しても、減配さえなければ 一定額が保障されるというのは魅力的です。
私はリタイア後、自分の趣味にかける金額を月々5万円、年間60万と見積もっているのですが、これぐらいを配当金で賄えれば、なかなかに悪くない選択です。
そう考えると、私の個人資産は3000万、そのうちの半分を配当狙いに振り分けで1500万を配当狙いに振り分けた場合、年間60万円の配当を受け取ろうと思うと、20%の税金も考えて配当利回り5%が必要です。
こんなことを考えていたのが去年の今頃だったわけですが、2017 年度はご存知のとおり、ずっと相場が好調で配当利回り5%が狙えて、かつある程度配当金が安定しそうな株がありませんでした。
そんなところに出てきた JT 株。
これは勉強のために少し買っておこうと購入した次第。
ただし普段あまり買わない個別株のため、1銘柄は総資産の 1%前後までとして様子を見ました。
その他にも配当利回りが魅力的な株が出てくれば、総資産の10%ぐらいまでは配当狙いの個別株に振り分けたいと思っています。
ブログのタイトルが「パッシブ投資〜」なのに個別株買ってるじゃんと言われそうですが、 私の投資スタンスはもともとインデックス投資がメインなだけで、インデックス一辺倒で はないので自分の中では矛盾はしていません。
(工業哀歌バレーボーイズ、南国アイスホッケー部パターンです。)
ただし、普段個別株を買わない人間が、企業研究も何もなく自分都合の配当利回りだけで飛びついたので、これは良くないトレードの典型例かもしれません。
以上チラシの裏でした。
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