放漫家計からどれだけ引き締めが出来たか?
私の投資スタンス(インデックス投資)や、家計の管理方法は10年以上前から変わってませんが、アーリリタイアを意識してから家計の節約に努めているため、キャッシュポジションの比率がどんどん高くなっています。(積立額は増やしていないため)
節約は、お小遣いの無駄遣いを減らす事を心がけましたので、アーリーリタイア意識前とアーリーリタイア意識後でどれだけお小遣いの無駄を削減できたか気になりました。
アーリーリタイア意識前
アーリーリタイアを意識する前、2013年度の私のお小遣いの内訳です。
品目 | 額 |
---|---|
食費・副食 | 106000円 |
日用品 | 15000円 |
被服費 | 200000円 |
医療費・理容費 | 35000円 |
遊行費 | 275000円 |
交際費 | 105000円 |
趣味 | 190000円 |
交通費・携帯料金 | 155000円 |
計 | 1081000円 |
かなり放漫に使っています。
あまり服には無頓着な方ですが、被服費はスーツ代が主なもので、セミオーダーのスーツなどを着ておりましたので、少しいい布地を使用すると1着10万円コース、また、遊行費、交際費合わせて年間40万円以上です。
典型的な年収が上がれば上がっただけ使ってしまうタイプの人間だった事がわかります。
管理職なんだからそれなりの物を着ないとという見栄があり、付き合いもある程度は仕方ないと割り切っていたと思います。
アーリリタイア意識後
アーリーリタイアを意識したのは2014年頃、意識し始めた頃は極端な節約をしたものですが、その反動もひどく、節約と散財を繰り返していました。
そして最近になってようやく自分の落ち着いた支出ペースというものが掴めてきたというのが現在です。
品目 | 額 |
---|---|
食費・副食 | 59000円 |
日用品 | 8000円 |
被服費 | 20000円 |
医療費・理容費 | 43000円 |
遊行費 | 51000円 |
交際費 | 21000円 |
趣味 | 290000円 |
交通費・携帯料金 | 175000円 |
計 | 667000円 |
食費はお弁当などを持参するようにしたので半分になっていますが、もともと10万円とあまり多くなかったので、半分になっても5万円程度の節約です。
被服費はスーツを新調するのを止めて、Yシャツと、寿命になった靴を買い替えるのみです。昔のスーツがあるので、リタイアするまではスーツの新調は必要ないかなと思っています。
遊行費・交際費はぐんと減らしました。
基本的に会社の付き合いはすべて断り、プライベートな付き合いのみの費用です。会社の上司、部下は当初は急に付き合いが悪くなったと思ったでしょうが、最近はそういうもんだと認識されているようで、あまり誘われなくなりました。
意外だったのが、趣味の費用が19万円から29万円に跳ね上がっている事ですが、交際費を削った反動か、趣味(PCやゲーム)に没頭することが多くなり必然的にそれに伴う出費も増えた感じです。
交通費、携帯料金はまだ格安SIMに変えたりしていませんので、もう少し削れる予定です。
あとは、リタイア後は昼食代は必要なくなるので、食費は少し削れるかな。
まだまだ出費が多いと感じるが・・
あらためてみてみると、他のアーリリタイアブログと比較してみて、私的には節約したつもりでも結構使っている事がわかります。
ただこれ以上削るとストレスがたまるので、ストレスから逃れるためにリタイアするのに、別のストレスをためるという本末転倒な事になると思われます。
したがって年間60万円、月当たり5万円程度はお小遣いとして生活費とは別に見ておかなければならないでしょう。妻と合わせて年間120万円、生活費が250万として計370万が年間予算としてやはり妥当なところでしょうか。1億円でギリギリな気がします。
どれだけ節約の実績がつかめたか確かめるために検証してみましたがあまり削れていないようです。
ほかのリタイアブロガーの人ではもっと少ないお小遣いで生活が成り立っていらっしゃるので、ここから言える事は、一旦生活水準を上げるとそれを落とすことは非常に難しいという事でしょう。
コメント
はじめまして、Link先から来ました。
格安SIMですので一ヶ月あたり2000円程度です。とは言えその他に自宅のプロバイダー代、ケーブルTV代で3500円位払っているため、5500円位、年間6~7万程度はかかっています。
>趣味 290000円
>交通費・携帯料金 175000円
上下おそろいのセットアップはどちらかが壊れたら使えませんので、ユニクロでジャケパンを買っているので、チノパンはネットで2990円くらいで買えてお安いです。
格安SIMは私も乗り換えましたので、今年度から通信費は減るはずです。
ただしソフトバンクからの乗り換えで、SIMロック解除不可のiPhone6から、SIMフリーのiPhne7をAppleショップで買い変えてからの
乗り換えでしたので、総コストが下がるのは、もう少し先になります。
生活コストの削減は悩ましいです。携帯電話のように実利が何も変わらないのは良いとして、
やはり生活費をカツカツにまで削るのは私には向いていないと感じています。
人生を楽しむためにアーリーリタイアしたつもりが、そのあとカツカツの生活で人生楽しめ無いでは、
何のためにリタイアしたのか分からないので、兼ね合いが難しいです。