遅ればせながら、WealthNaviに加入して見た
投資blog界隈で話題になっているロボアドバイザー、少し面白そうと思ったので、最低投資金額が30万円の「WealthNaviスタート!キャンペーン」で、WealthNaviに加入して見ました。年間手数料が資産総額の1%とのことで、100万円だったら1万円抜かれるわけですが、30万円だったら3000円ですので、まあ話のタネにという事で投資を決めました。
私はSBI証券に口座を持っていますので、口座連携から簡単に加入できました。SBI証券に口座を持っていなくても、WealthNaviのページから自分のリスク許容度を診断し、そこからでも加入できるようです。
リスク許容度は最大にしたかったので、アンケートになるべくリスク許容度が最大になるように答えて行きます。
質問内容は、年齢、年収、現在の金融資産額、毎月の希望積立額、資産運用の目的、株価が20%下落したらどうするか?の6種類しかありませんでした。こいつらに適当にリスク許容度が最大になるように答えて行きます。
年齢→20代
年収→2000万円以上
金融資産→3億円以上
毎月の積立額→10万円
資産運用の目的→余剰資金を運用
株価が1ヶ月で20%下落したらどうするか?→追加投資を行う
これで提案されたポートフォリオが以下です。
1000万から初めて月に10万つづ積み立て、30年間で合計元本4600万、70%の確率で8034万円以上が狙えるようです。
次に自分の属性に近い感じでアンケートに答えてみます。
年齢→40代
年収→500万円~1000万円
金融資産→3000万円~3億円
毎月の積立額→なし
資産運用の目的→余剰資金を運用
株価が1ヶ月で20%下落したらどうするか?→追加投資を行う
これで提案されたポートフォリオが以下です
どうやら、リスク許容度が同じならポートフォリオは同じになる様子。ただ年齢によって運用期間は異なるみたいです。
他のリスク許容度のポートフォリオを見てみた
この時点で、もしかしてポートフォリオって、リスク許容度の1~5に合わせて5つしかないと思い、それぞれのリスク許容度のポートフォリオを、アンケートの答えを適当に答えて表示させてみました。
リスク許容度1
リスク許容度2
リスク許容度3
リスク許容度4
リスク許容度5
ポートフォリオはインデックス投資家には見慣れたもの。
インデックス投資家から見れば、これらのリスク許容度毎のポートフォリオは、リスク許容度が高いほど株式の比率を増やし、債券の比率を減らすという、オーソドックスで見慣れたものでないでしょうか?
少し異なる点といえば、債券が日本債券でなく、米国債券になっているという事、金がポートフォリオに組み入れられている事、リスク許容度1,2では、物価連動債が組み入れられているという事でしょうか。
いずれにせよ、ロボアドバイザーと言うからには、個人のニーズをもっと細かく再分化して、それぞれの個人毎にポートフォリオを組んでくれたりするのかなと勝手に思っていましたが、それはしないようで、自動でリバランスしてくれるだけという事でしょうか。(税金が最もすくなるなるように勝手に含み損を実現してリバランス時の含み益と相殺してくれたりはするようです)
とりあえず最低金額申し込んでみて、1ヶ月運用して見た
とりあえず最低金額の30万円を申し込んで1ヶ月運用して見ました。
まあ、1ヶ月だけなので大体こんなものかと思います、ちなみにこの1ヶ月は相場の大きな変動もありませんでしたので、リバランスもなしです。
私のポートフォリオと大きく違う所は、米国債券と、金ですので、今後これらがどのように運用成績に効いてくるのか興味があります。
ポートフォリオを丸ごとぱくるのもあり
WealthNaviのQAには、ポートフォリオをそっくりそのままぱくって他社で運用してもいいのかという、QAも載せられており、
と回答されています。
WealthNaviのターゲットしている顧客というのは、我々のようないろいろ調べて比較検討するような顧客ではなく、一括して預けるから後はよろしくという顧客をターゲットとしているようですので、面倒くさくない人は、最低預入金額が30万円のうちに口座を開設して、ポートフォリオやリバランスをそのままぱくって運用するのもありです。
ただ、WealthNaviでは資産額に対して年間1%以外の手数料を取る代わりに、為替手数料や、為替スプレッド、ETFの売買手数料も0円ですので、運用金額がそれなりに大きくないと、ぱくるメリットはなさそうです。
わたしは自分でいろいろ考えたいタイプなので、預けた30万円を横目で見つつ、今まで通りの運用を続けて行きます。
コメント
私も検討したのですがどうしても1%を許容できずに断念しました。0.5%以下だったらやる価値はあるなと感じます。私も自分でいろいろやりたいタイプなのでやっぱりやらないかも^^;
私も1%という所に引っかかったのですが、今後引き下げられる可能性もありますし、自分のポートフォリオと比べてみたくなったので申し込んでしまいました。