リタイア後の健康をどう維持するか

エッセイ

40半ばを過ぎてガタが来ていることを実感

本日会社から帰ってくると、家のポストに、大きな角封筒が。

証券会社や、銀行からの物であれば、大抵分配金や配当に関するものであるであるので、ワクワクしながら開くのですが、今回は違うみなれない封筒。

健康診断を受けた医療機関からの物でした。

20代の頃は健康診断の結果など、本当にビリっと封を破って、所見なしを確認するだけの作業だったのだが、いつからでしょう、

封を切るのがとても怖くなりました。

身近な人が病に倒れることが多くなった

封を切るのが怖い理由は、自分の身近なところで、大病を患ってつらい目にあっている人をよく見聞きするようななったからです。

私の父は、3年前に大動脈瘤の手術の失敗で命を落としました。

会社の先輩の奥さんは、この夏、肝臓癌で亡くなりました。

別の先輩は、白血病で長期入院。

TVでも、私の年齢のあまり変わらない人が思わぬ病気で亡くなっています。

こういう話を目の当たりにすると、これが自分の身に降りかからない保証はないのです。

私は心配性なので、常に最悪の場合を考えてしまいます。

今回も、ドキドキしながら開封です。

特に重大な病気はなかったけれど

結果的には特に重大な所見はありませんでした。

ただし、年々、いろんなところにガタが来ています。

昔からある所見としては、高血圧腎臓結石がありましたが、今年から、尿酸値上昇腎臓の良性腫瘍がお仲間に加わりました。

この時ばかりは日々の生活の不摂生を反省です。

リタイア後に備えての健康維持を頑張ろう

会社員であれば年一回の健康診断がありますので、この時に色々と検査をしてもらえます。

しかし、リタイア後は自分の健康維持は自分で何とかするしかありません。

そう思って最近は以下のエントリを書いています。

不摂生は体とサイフに悪い
医療費のお知らせが医療費控除の申請に使えるようになった 本日会社から全国健康保険協会(協会けんぽ)の「医療費のお知らせ」をもらいました。 このお知らせって、今までは今年は医療費にこれだけかかりましたよ。というお知らせをして、加入者に健康保険...
社畜のうちは社畜特権を生し、リタイア後は暇を生かす
人間ドックを受診 本日は前年度の残業時間が既定の時間を超えたため会社負担で人間ドックを受信してきました。 私の会社は外面だけは気にするので、年一回の義務付けられている定期健康診断のほかに、ある一定の年齢を超えた場合は法律で義務付けされている...

けれど、健康診断などで病気を見つけることはできても、その予防として何かをしているわけではありません

最近、登山を始めましたが、これも冬場はできませんし、会社員の身では行けて2か月に1度程度です。

これでは加齢にしたがって日々数値が悪化していくのも納得です。

リタイアしてみたけど、意外に健康寿命は短くて、すぐに介護状態とか、すぐに天国へとなっては意味がありません。

平均寿命の伸びほど健康寿命が伸びていない現実

健康寿命とは、健康に問題がない状態で生活できる期間の事を言います。

最近知った話ですが、この健康寿命は年々伸びてはいるが、平均寿命の延びには追い付いていないそうです。

(以下PDFですが厚生労働省の参考資料です。)

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/chiiki-gyousei_03_02.pdf

という事は、健康に支障が出ながらも生き続けなければならない期間がどんどん長くなっているという事。

医療費の増大も納得です。

突然の予防が不可能な予期しない病気になることは仕方がないとしても、普段の生活に気を付けてなるべく健康寿命を延ばしていきたいと、気持ちを新たにしました。

 

という訳で健康のためなら死ねるぐらいの気持ちなのですがので、何から始めればいいのでしょうか?

 

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