節約家電・グッズは役に立つのか

エッセイ

節約生活で節約家電・グッズは必要か?

私は、リタイア後の節約生活でよくやる節約家電やグッズの類は必要ないと思っていますす。

その理由としては以下があげられます。

  • 効果が薄いものが多い
  • 節約意識に働きかけるものは結局やらなくなる
  • トータルでは節約にならない

以下順を追ってそれぞれなぜ必要ないのか考えてみたいと思います。

効果が薄いものが多い

節約グッズの中には非常に効果の怪しいものが多々あります。

その中でも筆頭が車関係の節約グッズで、燃料タンクに入れるだけでオクタン価が改善されて燃費がよくなるだとか、燃料タン クからエンジンの間のホースに装着するだけでガソリンの流れが整えられて燃費がよくなるとか言うやつです。

車に限らず、何かの製品に後付で装着するだけで節約になるというというのであれば、とっくにそのメーカが製品に採用しているはずです。

それが採用されないということは、効果がないかあっても非常に薄く、製品に導入してもペイしないものと思われま す。よって製品に後付するタイプのものは不要でしょう。

意識に働きかけけるものは結局やらなくなる。

このジャンルでよくあるのは、コンセントに取り付けて電機の使用量をみるメーター等です。わたしもリタイアを意識し始めたとき 、生活コストをどれだけ削れるかのチャレンジで、一番電気を食っているのはどの家電かを調べるために、このメータをあちこち の家電に取り付けて消費電力を調べました。

その結果一番電気を食っているのがテレビとパソコンだったわけですが、この2つ の節約を意識して使用時間を短くするのは非常に苦痛でした。

そして節約できるのは月々数百円。

結局節約を意識して気を使いすぎることと、節約できる金銭を天秤にかけた場合割に合わない当結論で、〜を見える化して節約を意識させる系の節約グ ッズは結局やらなくなるので不要です。

トータルでは節約にならない

一番見極めが難しいのがこのジャンルの節約グッズです。

初期導入コストは高いがその後のランニングコストで回収するもの です。

このグッズは初期投資の回収が終わって、後は節約するフェーズが長ければ長いほどお得になるのですが、お得になったとたんに製品としてのライフサイクルが終わっていて、結局買い替えする羽目になり結局節約にならないパターンが多いです。

わかりやすく実例を挙げますと、私の場合は東芝のスクウェア蛍光灯がそれにあたります。東芝のスクウェア蛍光灯はLED電 球が普及する前に出た東芝の独自規格の蛍光灯で寿命が50000時間以上、5年は持つとの触れ込みでした。

結婚当時の家具新調でこれは節約になるということで購入しました。

確かに蛍光灯自体は高寿命で50000時間以上もち、年末につかなくなった のですが、スクウェア蛍光灯そのものが製造中止となっており、どこの電気屋でも手に入らないのです。

しょうがなくアマゾンで割高な在庫を手に入れたのですが、トータルでは少しもお得ではありませんでした。

結局、節約グッズ・家電はいらない

以上の理由から、積極的に節約グッズを導入して節約ができるということはあまりないのではないかという結論に至っています。

同じ値段でランニングコストが安いというせい人なら、そちらを選ぶべきですが、初期費用がかかるタイプはその製品のライフ サイクルも考えて製品を選ぶべきではないかと思います。

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