男が稼がにゃならんのか?
上の記事はemceeさんのブログからの引用ですが、私の場合はなぜか意識レベルで男が稼ぐべきという事がすっぽり抜け落ちています。
私の育った家庭は普通に母が専業主婦だったのに不思議です。
ときどき人の家庭の様子を聞く事がありますが、まだまだ男の方が稼がないと駄目だみたいな考えが多いように見えます。
ただ現代のように共働き家庭が多くなってくるとその考えでは厳しくなってくるでしょう。
そもそも男が外で稼いで女が家庭を守るという事の背景には、昔の労働はほとんどが肉体労働であり、体格差がそのまま稼ぎの差となって表れるため、男は仕事、女は家庭と分業したほうが効率的だったからにすぎません。
労働のほとんどが頭脳労働に置き換えられつつある現代では稼ぎの差頭の良し悪しであり、そこに男女差はありません。
したがって女性の方が稼ぎが多くとも何ら不思議ではなく、むしろ男の方の稼ぎが多い事の方が不思議なぐらいです。
わたしの家も結婚してしばらくは私の方が死ぬほど残業をしていた事もあり、しばらくは私の方が稼ぎが多かったのですが、私の給料カーブより、嫁さんの給料カーブの方がはるかに急こう配であったようで、ここ2,3年はどうあがいても勝てないレベルになってしまいました。
引用元の記事も頭ではわかっていても、なんとなくもやもやするという事のようですので、そういった意識が全くない私はラッキーなのでしょう。
あこがれの第3号被保険者
私のリタイアプランでは2020年のリタイアを目指していますが、嫁さんの職業は東京都の公務員なので、東京オリンピックを公務員として経験してから辞めたいと言っています。
そうすると、リタイア時期に1年ほどずれが生じますので、うまく行けば現代の既得権、共済年金の3号被保険者になれるかもしれません。
今私は厚生年金の2号保険者で扶養家族がいませんし、自分の保険料で他人の嫁さんの年金を積み立てているという憎っくき存在の3号被保険者(3号保険者は掛け金を払わなくても年金がもらえるという既得権者)ですが、自分がその立場になれるとしたら話は別です。
1年間の掛け金18万円あまりが浮く事になります。
余談ですが、3号被保険者が年金を払わなくてもいいという制度は、今となってはそれこそ意味のわからない既得権以外の何物でもないので廃止するべきと思うのですが、一向に議論に上がらないのはなぜなんですかね?
問題は妻の扶養家族になる必要があるため、年収に年間130万円未満という制限が加わる事です。2020年3月末に仕事を辞めた場合、確実にこの制限を超えてしまう事です。
そのためには2月末という中途半端な時期に会社を辞める必要があり、ココが一番の悩みどころ。
いっそのこと2019年12月末に辞めてしまうか、後2年半悩む予定です。
コメント
私も予定では妻の扶養に入るつもりです。私はもう正社員としては働きたくないし、妻は働きたいというので甘えるつもりです。男の責任はという意見もあるみたいですが自分的にはそんなことはもう時代にあっていないし、あと20年程度はまったく働かなくても暮らしているお金は作ったので責任は果たしたかなと勝手に思っています。
コメントありがとうございます。
妻の扶養に入る事、わたしも今の時代全く問題ないと思っています。
私は妻の扶養に入ったら男女平等を新に実践すべく、家事全般すべて自分がやるつもりです。