年間15万円以上運用会社に払っていた

エッセイ

低コストのインデックス投資と言えども信託報酬は大きい

私は2005年あたりからインデックスファンドの積み立てを始め、今年で早13年目を迎えます。その間ほとんど手持ちのファンドを売却していませんが、2005年頃と言えばまだまだインデックスファンドの環境がそろっていませんでしたので、他に選択肢が無く、信託報酬が1%を超えるようなファンドも所有しています。

一昨日、日本債券クラスのファンドが信託報酬負けして期待リターンがマイナスになるかもということに思い至りましたが、他のファンドも合わせ、総額でどのくらい運用会社に手数料を払っているのか、気になってしまい一度計算して見る事にしました。

各ファンドの現在値はエクセルで管理していますので、証券会社から信託報酬を引っ張ってきて、現在値と掛け合わせ、合計するだけなので、簡単です。

集計は四半期に一度しかしていませんので、1月末時点でのデータになりますが、計算して見た結果、15万6041円が信託報酬として支払われる計算です。15万と言えば台湾ぐらいなら旅行に行ける額です。

意外に大きい。こんなに手数料を払って本当に儲かるのか心配になるような額です。額じゃなく、率で考えればそんなものなのでしょうが、感覚的には納得出来にくい。

その中でも信託報酬率の高い筆頭が以下の2つ

ただしこれらは積み立て初期に購入しており、額としては大したことはありませんでした、2つ合わせて年間10,000円ほどです。

では額として大きいのは何か?
以下の3つでした。

これら3つは合計で、年間7万2000円程度払っています。

売却して乗り換えるべきか

上記インデックスファンドは今ではそれを代替えする低コストファンドがあったり、海外ETFがあったりします。信託報酬の面だけを考えれば、売却して乗り換えれば年間5万円程度の節約にはなりそうです。

ただし、ここが問題なのですが、これらファンドはリーマンショックを乗り越えて積み立てられているので、利益が50%~100%載っているファンドです。税コストを考えると、売却し元本を減らしてまで、信託報酬率を下げるかメリットはなさそうです。

したがって、リタイア後に過去記事で検討したiDeCoを使ったスイッチングで一番最初に売却するファンドの筆頭にリストアップするだけにとどめたいと思います。

iDeCoを最大限に活用する方法を検討
本日会社から帰ってポストを見ると国民年金基金連合会から、個人型年金加入確認通知書が届いていました。これを所得控除として活用するだけでなく、もっと効率よく活用するにはどうすればいいか考えてみました。

もちろん、その前にリーマンショック級の経済危機がおきて、損益が±0になった場合は税コスト負担が無くなりますのでその時点でスイッチングしたいと思います。

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