続けるのが難しい家計簿
投資をする上で種銭の確保は重要な問題です。
種戦を確保するためには、収入を伸ばすのも一つの手ですが、それがうまくいけばそもそも投資などしないわけで、なかなかうまくいかないのが現実です。
そうすると手っ取り早いのは節約して種戦を確保するという事になります。
節約には現状の把握が必要という事で、まずやってみようと思うのが家計簿をつけることではないでしょうか?
この家計簿、最近ではMoney Forwardなど、オンラインであまり家計簿を意識せずにつけられる物も出てきていますが、私がおすすめするのは、やはり自分のパソコンでコツコツつけるオフラインの家計簿です。
まず、オンラインの家計簿はあまりに自動的に家計簿が作れてしまい、見返して無駄をなくすという作業をしなくなってしまう事、使い勝手の良い機能はやはり有料であることなどが挙げられます。(例えばマネーフォワードは1年以上さかのぼるためには有料会員の必要があります。)
オフラインの家計簿はいちいち手で付ける必要がありますが、何といってもタダです。
ただ、パソコンでつけているとやはりめんどくさくなって家計簿の記載がおろそかになるのではないかという心配があります。
家計簿をつける頻度は2週間に1度程度でよい
家計簿をつけるのがめんどくさいと思う人はまず、毎日つけるのがめんどくさいと思うのではないでしょうか?
私も家計簿をつけ始めたときは、会社から帰ってきて、今日はジュースを1本、昼食はコンビニでおにぎり2つにサラダ・・・などと毎日ご丁寧につけていたものです。
こういう家計簿のつけ方をしているとあっという間につけるのが面倒になって3日坊主コースです。
そこでおすすめなのが、家計簿は週末や、2週間おきにまとめてつけると決めておいて、店でもらったレシートだけ箱に入れて取っておくというやり方です。
そして箱にレシートがたまった頃合いや、週末に、まとめて家計簿をつけてしまいます。
項目にはあまりこだわらない
このやり方だと、結局たまってしまって嫌になるのではと、思うかもしれませんが、項目のほうも、大雑把に分類してしまいます。
たとえば、コンビニで昼食におにぎり2個、サラダ、紅茶などを購入した場合、いちいち、おにぎり、サラダ、紅茶と、項目別につけるのではなく、「昼食」というひとくくりにしてしまいます。
日付も前に家計簿をつけて現在までのどこでもいいでしょう。
更にめんどくさい人は、「昼食」という分類もいらず、「食品」とかいう分類でも構いません。
要するに必要なのは品目ではなくカテゴリです。
だいたい家計の見直しをするときは、おにぎり代が高いな。とか、今月は野菜を買いすぎた。とか細かな分類はしません。
まず、食費にどれぐらい、光熱費にどれぐらい、といった大雑把な把握から家計改善を進めるわけですから、ザックリでいいわけです。
そして見直すのも大体が月単位なわけですから、つける頻度も月一でOKです。
私は大体、以下のカテゴリは8品目ぐらいでしか家計簿をつけてません。
外食、食費、日用品、住居、光熱費、通信、娯楽、交際 の8品目、
気になった項目を小分けにしたり、カテゴリ分けする
最初は大雑把に家計簿をつけ始めて3,4か月が過ぎた頃、何にどのぐらい使ってるかがわかります。
そうすると今度は意外に使っていて、内訳が気になるものが出てきます。
そこで初めて、カテゴリ分けをしたり、小カテゴリを作ったりします。
例えば、外食費が予想より多い場合、それは休日の夕食なのか、平日のランチなのか、会社で食べたおやつなのか分類して、その出費を把握したい場合です。
そこで初めて、外食カテゴリに、「休日夕食」、「平日ランチ」、「会社おやつ」の欄を作ってまた2,3か月運用します。
そうすることで、外食費の中でも平日ランチが多いとわかれば、お弁当にするなどの対策をとっていきます。
そして一回対策をとって出費が縮小したら、また大カテゴリの「外食」のみに戻して家計簿をつけていけば、2,3週間に一回、1時間ほどの労力で家計簿をつけることができます。
大切なのは、傾向を把握して、節約できるポイントを探ることですので、あまり細かい品目にこだわって家計簿をつけることを目的化しないことです。
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