アーリーリタイア志望者にとって家計簿は必須
アーリーリタイヤを目指すものとしては、支出のコントロールは必須で、日々の家計簿記載を欠かすことはできません。
私は投資を始める前から家計簿をつけているのですが、ふと、いつから家計簿をつけているのか気になって昔のデータをのぞいてみました。
家計をどんどんさかのぼっていくと、どうやら1998年の9月20日より家計簿をつけ始めているようです。私は就職したのが1996年の4月ですので就職してから3年目の秋にパソコン上で家計簿をつけ始めた事になります。
つけ始めの口座の初期値は、銀行に70万円、郵便局に56万円、借入金が110万円あるので純資産16万円からの出発です。
家計簿作成のきっかけは投資と関係ない所から
家計簿をつけ始めたきっかけとして、当時私は楠みちはるの漫画、湾岸ミッドナイトにはまっており、会社帰りの中古車屋で見つけた事故車のスカイラインGTRに一目ぼれして、頭金100万円、ローン110万円で購入したことがきっかけでした。
(このすぐ後に買ったばかりのGTRで首都高をぶっとばし、90キロオーバーでつかまって
免許取り消しになるのですがそれはまた別の話です)
車はそれまで大学時代にアルバイトで109万円をためて買った日産シルビアに乗っていたのですが、ローンを組むのは初めてなので家計管理をしっかりしようと考えての行動でした。
当時資産運用などまるで考えていないバカで家計簿をつけ始めたといっても、節約して車のチューニング費用をねん出しようという、今から考えると結構アレな考えでした。
しかし人生何が幸いするかわからず、車に金をかける以前に、湾岸ミッドナイトのまねごとをして首都高でお縄となり、罰金10万円、免許取り消し処分となったおかげで1年間は車に乗れず、(免許取り消しになると1年間は新たに免許が取れない)車につぎ込むべきお金は守られたのでした。
福転じて災いとなす
車が生きがいであったため、その後1年間は仕事と貯金に没頭し、ある程度の小銭を持って
1999年から2000年のITバブル崩壊をを迎えることになります。人生何が災いするかわからず、1999年末をある程度の小銭をもって迎えたためこのエントリーにも書いたとおり、米国NASDAQ市場でデイトレードのまねごとをして、大やけど(今となっては大したことはありませんが当時の資産の30%を失う)を負ったのでした。
40年以上生きてきて今思うことは人生何が幸いするか、または災いとなるかわかりません。
まさに禍福はあざなえる縄のごとし、人間万事塞翁が馬です。
今後も悪い出来事があれば、よい出来事への伏線だとも考えるポジティブ思考、よい出来事があっても、悪いことへの第一歩かもしれないという用心深さで物事に当たりたいものです。
コメント
私もアラフォーですがほんとに人生なんて何があるかわからないとひしひしと感じます。
これからは波乱万丈はいいんで穏やかに過ごしたいなあ^^
>クロスパールさん
> 私もアラフォーですがほんとに人生なんて何があるかわからないとひしひしと感じます。
> これからは波乱万丈はいいんで穏やかに過ごしたいなあ^^
まったくです。
ただ、悪い事があっても、それはいいことへの布石だと思うことにしています。
今まで実際にそうでしたし。
人生で一番不幸だと思った出来事は、家が火事になったことですが、
それも結果として捨てるに捨てれない思い出の品などを思い切って断捨理したと思うことにしています。