週末登山でいろいろあった

思いつきで始めた登山

私の趣味は、音楽や、ゲームなど基本インドアな趣味が多く、アウトドアな趣味と言えば旅行ぐらい。その旅行も行った先々の遺跡や史跡巡りなどあまりアクティブに活動する方ではないのですが、リタイア後に家にこもる趣味ばかりではさすがに健康に悪いと考え、健康増進ができて、かつ金のかからない趣味ということで、ハイキングに毛の生えた程度の毛の生えた程度の登山をやろうと考えました。最初は大学時代の友人を誘って、高尾山や、神奈川県の大山などを登ったのですが、もともと旅好きであった妻がはまってしまった事と、私もだんだんと面白くなってきた事もあって、完全に目的と手段が逆になり、この週末に妻と2人で尾瀬の燧ヶ岳に登ることになりました。

燧ヶ岳登山

登山の日程は土曜日に御池ロッジに前泊して、朝のシャトルバスで沼山峠まで行き、その後は、

沼山峠→大江湿原→尾瀬沼東岸→浅湖湿原→ナデッ窪道分岐→俎嵓→熊沢田代→広沢田代→御池
という全長12.7km、登り848m下り1045mのコース想定です。
そして当日はあいにくの雨、透湿性のあるレインウェアを着るも、暑さでウェアが体に張り付き、登山道はほぼ沢登りの様相。

正直この時点でかなり帰りたかったですが、妻が乗り気でどんどん進んでいきます。

なんだかんだ考えながらも6合目

6合目まで来たら、もう引き返せません。登った方が早いです。

頂上付近はかなり強風で視界は0です。

そしてようやく登頂。登頂までにかかった時間は4時間15分です。

ドラマは下りでやって来た。

TV番組ならここで終了なのですが、クライマックスは実は下りにありました。山頂は強風で視界が0であったため少し下ったところでお弁当を食べ、少し下ると、予想を超えたものが。

雪渓です。写真で見るとそれほどでもないのですが、かなりの急斜面。
そして雪は解けかけて、下の部分は空洞です。下手にもろい部分を踏むと下の空洞部分に落ち込んでいしまいます。正直これは想定外でした。
アイゼンが無いため慎重に慎重を重ね、そろりそろりと降りて行きます。

そしてようやく下りきり、下りきった事をtweetすると、先行していたはずの妻の姿が見当たりません。

妻の姿見えず。

すぐに先へ先へ言ってしまう癖があるので、どこかで休憩して待っているだろうと高をくくって追いかけましたが行けども行けども妻の姿は無く、さすがにおかしいとあせり始めます。

「おーい!!」「おーい!!」と大声で前方に声を張り上げるも当然何の反応もなく・・・
とうとう次の予定地である熊沢田代まで来てしまいました。(ここからはtwetterどころでなく、tweetは無くなります。)
さすがにここまで来て待っていないのはおかしい。私は次の目的地に着きましたので、道を間違えたのは妻になります。そういえば、ここに来る途中正規の道が左側にあり、雪渓が右の方へとずっと続いている場所がありました。まさかあそこで道を間違え下に行ったのでは?
携帯を取り出して電波状況をみると、アンテナが立っていたので妻に電話するも妻の電話は圏外。いやな想像が頭をよぎり、心臓がドキドキします。
最終目的地の尾瀬御池ロッジまで急いでも後2時間はかかりますし、そこまでも結構険しい道のりです。引き返して妻を探すか?でも相手もそうしてたら出会える可能性は少ない。
先に進んで御池ロッジで妻が来るのを待つか?しかし、私が着く頃には夕方ですし、そうなれば捜索をお願いするしかなく、遭難が決定的になります。一旦冷静になろうと、木道に腰をおろした所、携帯に知らない番号から着信が!
あわてて出てみると、妻からで、「いまどこ?」のと声。
とりあえず、大きくため息をついて一安心。
どうやら、妻は私の予想通り道を間違えていたのですが、いつまでたっても私が降りてこないので、不審に思い道を引き返したとのこと。引き返して正規のルートに戻った所、偶然にも他の登山者に出会い、自分が道を間違えた事を知り、自分の携帯が圏外だった(妻はsoftbankで私はdocomo系MVNO)ため、その人に電話を借りて電話してきたとのこと。妻は妻で私が雪渓から落ちて身動きが取れなくなっているんじゃないかと心配して引き返したようです。つまりその親切な登山者に出会わなければ妻は私を探して延々と雪渓を登って道を間違えた事に気づかず、遭難する可能性が高かったことになります。その日は悪天候のためほとんど登山者もおらず、偶然人が通りかかった事とその登山者が親切な人で携帯を貸してくれた事に感謝です。
その後は体力的にはかなり厳しく、2人ともへとへとになりながらも夕方には無事下山し、初めての本格登山は無事終了しました。

登山を終えてみて

さて、雨に降られたり、妻が遭難しかけたりと、色々あった登山ですが、今は次もまた行きたいと考えています。登山の効果として体は疲れますがその日から非常にぐっすりと眠る事が出来ています。休み明けの出勤日など普通はギリギリまで寝ていたいものですが、今日などは1時間ぐらいはやく目が覚め、寝起きもすっきりです。
登山用具や交通費、宿泊代などすこしばかりお金がかかる事が難点ですが、ただ生きているだけのアーリーリタイア生活にはしたくないので、それもまた仕方なしかなと思っています。

コメント

  1. お二人とも無事でなによりでした。文面から緊張感が読み取れます。

    私のリサーチだけですがアーリーリタイアを目指している人って登山が趣味の人多い気がします。何か感じるものがあるんですかね?

    • パンダック より:

      コメントありがとうございます。
      無事でもとってこれたらか良かったものの、あのまま妻がいなくなってたらと思うと今でもドキドキします。
      登山とアーリリタイアを目指している人の関連は不明ですが、一歩一歩確実に頂上を目指す所は、
      積立投資と似ているなと登山を実際やってみて、登ってる途中思いました。
      なんとなく積み立て投資と登山とは似てるのかもしれません。