ナスダックはいつダウ平均を超えるのか?

相場感想

ゴールデンウィーク中はBlogの更新すらお休みして完全な休暇を取っていたら完全にバカになってしまいました。会社へ行くのがつらかったです。

本日はリハビリも兼ねて、軽い話題で行きたいと思います。

最近のアメリカ株の上昇について

最近の投資Blog界隈では、最近のアメリカ株の上昇に伴って、アメリカ株1本でいけるんじゃないの?という論調と、そういう論調に警鐘を鳴らす意見が出され、さらにはリーマンショック時の経験を引き合いに、株価上昇局面でしばしば話題となる、今が天井か、それともさらなる天井への途上なのかという話が盛んです。

私の少ない経験から言うと、リーマンショック、2000年のITバブル崩壊の時を考えた場合、まだまだ景気は拡大局面にあるのではないかと考えています。

例えば、2000年のITバブル崩壊の時を考えるに、その頃のNASDAQは1998年9月に1500を、1999年1月には2000を突破して2000年3月10日には最高値の5048に到達していました。

ほぼ1年で株価指数が倍になっていたので、その頃10000台だったダウ平均と比べて、このままいくとNASDAQがダウ平均を抜くのは時間の問題、2001年中には抜くんじゃないかと言われていました。

もちろん、途中で行きすぎた景気過熱に警鐘を鳴らす人はいたのですが、ニューエコノミーによって、もはや景気循環というものは無くなり、後はひたすら景気拡大だけが続くと信じられていました。

(バブルを否定するにはそういう解釈をしなければ成り立たないほど株価が上昇していた)その論調に、株価の上昇が証拠となって加わり、いつの間にか警鐘もかき消され、全員強気となった時が、まさにバブルの頂点でした。

冷静になって考えてみれば、株価が継続的に倍々ゲームで増えていくなどあり得ない事だとすぐわかりそうなものですが、事実として株価は3年にわたって株価がほぼ倍々で増えていったので、警鐘を鳴らしていた人たちもしびれを切らせて相場に参戦していきました。

当然後から参加した人の方が痛手は大きく、バブル崩壊時は阿鼻叫喚、その頃はまだブログというものはありませんでしたが、WEB上でアメリカ株の推奨銘柄を出している人はいましたので、大損こいた人たちに、その人がつるし上げられるというハートフルな出来事が展開されました。

現在の状況は?

ひるがえって今はどうかというと、アメリカ株に肯定的な意見と、そろそろ危ないんじゃないかという意見が半々ぐらいですので、個人的にはまだまだ株価の上昇局面にあるような気がします。

これが、今懐疑的な意見を出している人も含めて、まだまだアメリカ株はいけるというような雰囲気となった時が本当の天井となるのでしょう。

もちろん、バブルははじけてみないとバブルとは認識されないので、今の株価が本当に実体経済を表している可能性もあります。インデックス投資家としては、後者の方が良いのですが。

コメント

  1. こんにちは。
    まだリーマンショックの記憶が鮮明に残っている人が相場にいるので、今の好況が本当なのか半信半疑なんでしょうね。私もそんな感じで相場を眺めています。
    VIX指数が史上最低レベルまで下がっていますので逆にボチボチ危ないのでは?なんて予測もしているのですが、そういう予想って大抵外れます…

    • コメントありがとうございます。
      そうですね。VIX指数が完全に当てになるなら、それに習って売買すればよいはずなので、それもあくまで目安にしかならないですよね。
      ブログにも書きましたがまだまだ景気拡大の途上にある気がしますが、やはり買い増す気にはなりませんね。