円相場も率で考える

2018年2月中旬現在円高が進行

1月末のアメリカ相場の急落、およびそれに続いての日経平均の急落に端を発して円相場は円高傾向が続いています。

現在2月14日の昼ですが円相場は一時期106円台に突入しました。

ここしばらくは110円台を切ることがなかったので、近年投資を始めた方、特に海外株式を始めた方の中には含み損が膨らんで いる方も多いのではないかと推測します。

率で考えると暴落とはいえない株式相場

さて、1月から2月にかけてのダウ平均1000ドル以上、近辺の下落が2回、日経平均も1000円以上下落1回に500円以上下落と、史上最大の下げ幅などといわれてやた不安をあおっていますが、いずれも率で見るとたいしたことはありません。

23000ドルから2000ドル下がっても、率でいうと10%にも満たないわけです。

230円の大根が20円引きで売っていて、めちゃくちゃお得だとか、今買っておくべきだと思 うでしょうか?

少なくとも私は思いません。 2000万、3000万と投資していて10%減ったら200万や300万の利益の目減りまたは含み損になり、非常に大きな損失に見えますが、230円の大根が210円になったと同じ感覚で取り扱いをしないと判断を誤ることちなります。

為替も変動率で考える

円相場もそれと同じ感覚で判断しなければいけません。

一度円高が進み始めると、トレンドというものはなかなか崩れないので、どんどん円高が進むようにみえます。

そしてこのまま円高が進んだ場合、外国株式や、外国株式に投資する投資信託の目減りが半端なく、(とくに今回のような下げ相場での円高は)不安にかられて資産を 売却したくなります。

しかし、1ドル120円のときに120円→119円に円高となるのと、100円のときに99円になるのとでは、前者は0.83%の円高、後者は1%の円高です。

つまり、円高が進めば進むほど外的要因がない限り円高へは進みにくくなると考えてよ いかと思います。

極端な例でいうと、1ドル120円から110円にはなりやすいが、1ドル20円から10円には非常になりにくいということです。

そして1ドル1円には理論上なりえますが、1ドルが0円にはなりません。

このあたりが0円もありえる個別株や、価値を生み出しつつけ上昇することをが株式インデックスと、為替の違いです。

為替はある理論価値(これが人や説によ って違うのでややこしいのですが)を中心にバネのように行ったり来たりを繰り返しており、上限、下限ではそこから先へは行きにくく、戻る力も強いと理解していれば、円高が進んだときにもあわてずにむしろ追加投資のチャンスととられられるのではないでしょうか。

とはいえ、10年前、さらにその10年前には70円台にまで到達したことがありますので、まだまだ高くなる余地はあるのですが。

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