マイナス金利政策で国内債券に旨み無し
かねてより懸案事項であった、国内債券クラスの以下のインデックスファンドの積み立てを止めました。
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
停止の理由は今後数年は日本のマイナス金利政策は変わらず、今後ファンドに組み入れられている債券が償還時期を迎えても新たに購入できる債券は、超低金利の物しかないだろうという事です。
そうなりますと、ニッセイのインデックスファンドの手数料が低水準とはいえ、今の日本国債はほぼ0金利ですので手数料分だけマイナスと言う事になります。
したがって積み立てる意味は無いと考えました。また、一部はNISAで積み立てていたことも停止理由です。
せっかくのNISAの非課税枠を値上がりの期待できない日本国債クラスのファンドで潰してしまうのはもったいないと考えました。
既に積み立ててしまった日本債券クラスは今が売り時
既に積み立ててしまった国内債券クラスのファンドの評価額は140万円程度ありましたが、これはマイナス金利政策前に積み立てたものが大半ですのである程度は利が乗っています。
したがって売却すると課税対象となるため、そのままにしておく事にしました。
金利が下がれば債券価格は上がるため、マイナス金利政策が続いている今、絶好の売り場と考えられますが、人間なかなか合理的には行動できない物です。
積み立て投資の乗り換え先
国内債券クラスの積み立ては止めましたが、NISA枠は使い切りたい事と、せっかくの非課税枠なので、なるべく期待リターンの高い株式クラスのファンドを積み立てたいと考え、新たな積み立て先として既に積み立てている以下の3ファンドを増額しました。
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 野村-野村インデックスファンド・新興国株式
それぞれ+10000、+10000、+5000の計25000です。
乗り換え先としてたわらノーロードも考えたのですが、新規の積立となってしまい、新たに積み立てするファンドを増やして、管理が煩雑になる事を避けたかったので、既に積み立てているファンドの増額で対応です。
今後しばらく債券クラスは不要と考えています
いくらか前に、外国債券クラスのファンドの積み立ては、金利差によって得られる利益よりも、為替変動のリスクの方が高いと考えて積み立てを止めました。
ファンドとしては現在も保有していて、これもここ数年の為替相場が円安となった事で、利が乗ってしまい、課税されるのが嫌で打っていません。
今回の日本債券クラスのファンドの積み立てを停止した事で債券クラスのファンドの積み立てはこれで無くなりました。
今後はある程度の金利の上昇、せめてマイナス金利政策が解除されるまでは、これ以上の債券価格の上昇は考えにくく、債券クラスは個人向け国債の変動10で代用するか、そのまま現金で所持しておくのがいいだろうと思っています。
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