2016年度終了2017年度へ
もう昨日になりますが2016年度が終了し、2017年度になりました。私はアーリーリタイア目標を2019年度末に置いているので、後まる3年で目標の日、日数は1095日残すところとなります。
もっとも資産額が目標の1億に達していなければ辞められないわけですが。
高度計算サイトの営業日計算によると有給休暇を抜いて732営業日、残業をしなければ5856時間、分に直すと35万1360分、秒で2108万1600秒です。
リタイアまで指折り数えていて日々過ごせるのか?
そういう計算をしてしまうほどリタイアまでが待ち遠しいのですが、私がアーリーリタイアを意識しだしたのが2014年の春ごろ、そこから丸3年経ちました。
リタイアを意識してからの3年間、変わった事と言えば明らかに働き方が変わった事です。
具体的には
- 冒険しない
- 会社の利益を考えない
- 上司には面従腹背
- 部下を育成しない
- 出来るだけ楽をする事を考える
でもこれってどうですか?もし自分の部下が、上司がこんな奴だったら?
私だったら御免こうむりたい。早く会社から出て行って欲しいと思うわけです。
そう思われると嫌だと思う羞恥心や、見栄やプライドがまだ自分にもあるわけで、なるべくそういう気持ちを隠して表面上は頑張ってるふりをするようになります。
これがまたつらい。
かけらほども思ってないのに、数値目標を達成すると言ったり、部下を気にかけるふりをしたりして心が疲弊する。
そして適当に仕事をするので、成果は上がらず、結果を出せないまま年度が終わっていく。
なら本気で頑張れよという事ですが、これが駄目、一度アーリーリタイアの可能性を見出して、その魅力に取りつかれた心は、事故車のフレームが元の剛性を取り戻せないのと一緒で、2,3日は気合を入れてハリを取り戻す事が出来ても、すぐのしおれた考えに戻ってしまう。
リタイアを意識するまではどちらかというとその逆、イケイケ系サラリーマンだったわけです。錯覚かもしれませんが、やりがいも感じていたし、日々も充実していた。そうすることである程度の実績とささやかな地位を手に入れ、現在の収入につながったわけです。だけれどもその過程で社会や、会社やの嫌なところも見てしまった。
リタイアを意識するまでの十数年は振り返ってみれば、あっという間に過ぎ去って行きました。
その逆でアーリリタイアを意識しだしての今まで3年間は本当に長かった。これからまた後3年あるのかと思うと、長すぎる。
アーリーリタイアを目指している他の人のブログで、私よりずっと若い人が、10年、20年後のアーリーリタイアを目指している姿を見ますが、すごい精神力だと思います
。リタイアまで指折り数えて十数年とか耐えられない。
よって逆説的にアーリリタイアをしたい人は、アーリーリタイアを意識しないほうがいい。
ふと思ったらいつでも辞められるような資産額になっているのがが一番いい。
コメント
ほとんど同じような経緯をたどっています。読んでいてあまりに似ていてなんだか笑ってしまいました。
若い人が10年20年先にリタイアを考えているのはまだまだリタイアということが漠然としたイメージでしかないのと資産が全然足りていないのでリアルに感じることができないからなんだと思います。
しかし40歳を過ぎて資産をそこそこ増えてくるとリタイアは現実味を増してきます。もうひとつは時間ですね。資産をたくさん貯めても使わずに死んでしまったらこれほど悲しいことはありません。
どこの会社でも嫌なことはありますが、もっと責任の軽い職場に移ったら違うのかな?と感じることもあります。
コメントありがとうございます。
確かに10年、20年先となるとリアルに感じないかもしれませんね。
ただ、ある程度の額になったら、当然リタイアを真剣に考えるようになるでしょうから、やはりリタイアを意識しない人と比べて苦しみは増す気がします。