制度が無くなるまえに絶対もらいたいふるさと納税お礼の品

ふるさと納税はなくなるの?

私はふるさと納税は、税金が流出している自治体がふるさと納税で潤っている自治体を非難して、制度そのものが無くなるか、大幅にうまみが無くなるように改悪されると踏んでいます。

もうすでにその兆候が出始めています。

ふるさと納税、返礼上限3割まで 総務省要請へ - 日本経済新聞
総務省はふるさと納税の返礼品の価格について、寄付額の3割までに抑えるよう全国の地方自治体に要請する。自治体が寄付金を集めるために高額すぎる返礼品を競って導入しているため。返礼品の金額の目安を設けるのは初めてで、寄付の多くを自治体の手元に残して地域活性化の原資に充ててもらう。4月1日付で全国の自治体に通知する。ふるさと納...
東京23区、ふるさと納税で減収200億円超 - 日本経済新聞
「ふるさと納税」による東京23区の税収の減収額が2017年度には207億円に達する見込みだ。16年度も129億円と15年度の5.6倍の減収を見込むが、17年度はさらに6割増えることになる。各区からは善意の寄付との趣旨は理解しつつも、返礼品競争の過熱を疑問視する声が噴出。対策を検討する動きも出つつある。22日に出そろった...

まあ制度が出来て寄付してもらうためにお礼の品を出し始めた時点でこうなることは予想できていたので、あとは地方自治体と癒着してお礼の品を提供している業者さんに頑張ってもらい、出来るだけ制度を長続きさせてもらいたい。

そんなわけで、もらえる物は病気以外なんでももらっとこうということで、どんなお礼の品を貰うべきか吟味です。

どんなお礼の品を貰うべきか

基本的には欲しい物を貰えばいいと思いますが、アーリリタイアを目指すものとしては出来るだけ家計の節約を目指して以下の3点の方針を考えました。

  1. 生鮮食品を避ける
  2. なじみのない食材は避ける
  3. 1万円の寄付でもらえるお礼の品に絞る

これに気をつければよいふるさと納税ライフを送れるのではないかと思います。

生鮮食品を避ける

これは、ふるさと納税を始めた頃によくやってしまったミスです。

初めのうちは物珍しさもあり、たまねぎ10kgとかジャガイモ20kg、キャベツ10kgなどを頼んでいましたが、なんといってもそれらを消費するために、同じ食材ばかり使う日々が続きます。

ジャガイモとか玉ねぎなどは常温で結構日持ちがしますが、それでも共働き夫婦2人の食材としては量が多く、最後の方は腐ってきたり、芽が出てきたりして捨てる羽目になります。

なじみのない食材は避ける

これも初期のころによくやりました。

ふるさとチョイスなどを眺めていると普段あまり買わないような食材でも貰ってみようかとなります。

料理が好きならそれでもよいのですが、節約の観点からはあまりお勧めしません。珍しい食材は還元率が低い事もありますし、料理しづらい事も多いです。

ハモなどの特産品を頼んでみた事もありましたが、小骨の多さに参りました。

1万円の寄付でもらえるお礼の品に絞る

2万円や3万円の寄付でもらえるお礼の品は豪華に見えますが、よくよくコストパフォーマンスを考えると1万円のお礼の品2つや、3つを選んでお礼を貰うほうが良いです。

ただし、北海道根室市のように3万円で1万円のお礼の品から3つ選べるなどとしている自治体も多いです。

さらにいうなら、根室市は2016年度は秋ぐらいに、「今なら3万円の寄付で、2万円のお礼の品2品を発送」みたいなこともやっていましたのでそういう所を目ざとく見つければ、1万円の品にこだわらなくても良いと思います。

結論は、米、肉、酒、保存食品+海産物

結論としては、保存が効いて普段も使うものを1万円の寄付で頂ける品物から選ぶのが私のお勧めです。

米は主食なので、これは外せません。

選ぶ基準はとにかく量が多い事、ふるさと納税のお礼の品は地方のPRも兼ねているので、まずい米はありません。

そうなればこれは量が多いのを選ぶしかないでしょう。

1万円で20kg程度がもらえる上限のようです。3万円で60kgのところもありますが、1万円と3万円で単価は変わらないので1万円で小分けに貰うのがお勧めです。

60kgも貰うと置き場所に困る上に、長期保存で夏場に虫がわく危険性があるからです。

次は肉です。

肉は生鮮食品ちゃうんかいと突っ込みを受けそうですが、小分けにして冷凍すれば、保存もききますし、味も落ちません。

肉はストイックにいくなら、量の少ない牛肉は避けて豚肉、鶏肉でしょう。

豚肉なら1万円で3kg、鶏肉なら4~5kgはもらいたいところです。

そして酒。

これは保存がきくというのもありますが、嗜好品なので嗜好品をタダでいただいてお得感を出したいという理由です。すみません、ここだけ論理的でないです。

米、肉、酒ときたら、後足りないのは魚です。

最初に生鮮食品は避けろと言いましたが、海産物は冷凍が効きます。したがって冷凍庫に余裕があるなら、米、肉、酒の次に魚を頼むのが良いでしょう。

最後は保存食品。

缶詰や、お茶、かつおぶしなどです。

これらは言わずもがなですね。

生活にいるもので保存がきく物です。

おすすめはツナ缶などをもらって、料理の材料にすることです。

 

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