父が亡くなってから行った手続き その4

父が亡くなってから行った手続き その3」の続きです。

先日父の四十九日法要を無事に終えて、行事の上では一区切りつきました。

しかし、父の直接の死因が手術での死亡であるため心の区切りはなかなかつかないままです。

それは、母も同じで口をついて出てくる言葉は父の思い出話ばかりで、いまだ日常の事は上の空の様子です。

そんな中父が亡くなった事による手続きでいまだ残っているのは以下の5つです。


① 遺産の分割協議
② 父の準確定申告
③ 相続税の申告
④ 遺産分割協議後の不動産の名義変更
⑤ 金融資産の引き出し、名義変更

遺産分割は2次相続も考える。

いまだ何一つ綺麗に片付いてはいませんが、遺産の分割方向についてはおおむね相続人の間で合意を得ました。

父が亡くなった事による相続人は、父の配偶者である母と、私、それに弟の3人です。

平成27年1月の相続税の基礎控除の改正前は相続税の心配をする必要がありませんでしたが、今回の基礎控除の改正により相続税の申告の必要がありそうです。

また、母の個人の資産総額を聞いた所、それなりの額があり、今回の父の相続を法定相続分で相続したとしても2次相続でまた相続税の申告が必要そうです。(母が財産を基礎控除の額まで使わない限り)

こう言う状態の場合2次相続まで考えると、今回は法定相続分で遺産を分割するのが相続税対策としては一番よさそうです。

しかし私も弟も母と同居していませんし、これらしばらくの間、両方とも同居する予定はありません。

この場合、不動産は母に相続してもらうのが自然ですが、父の遺産の内1/3ぐらいが不動産ですので、母の手元にのこる現金が少なくなります。

まあそれでも世間一般の老後資金から考えると水準以上は維持しているのですが弟も含めて話し合う際に、遺産はすべて母に相続してもらう事にすればどうかと提案しました。

それでも理屈どおりにいかなかった

2次相続では数百万円の相続税の違いが出ますが、それも覚悟の上です。父は入院中に私を呼び、自分の財産の内容を私にメモさせ、「もしもの事があったら、お前が中心になってどうやって分けるか話合え」と言われました。

そのときはそんな弱気な事は言わないでほしいと思いましたが、今思えば何か予感めいたものが父にはあったのかもしれません。

母によると、父は自分がいなくなった後の母の事をしきりに心配していたとの事で、父の本心としては、私と弟のどちらかが母と同居し、同居した者には多く遺産を残したいと言う事だったようです。

しかし今となっては同居した者にどのくらいの割合で相続させるつもりだったのかわかりませんし、今はどのように決めても誰かの不満が残りそうです。

そんな決断する事が出来ない私が出した案が、「母が全て相続する案」でした。

母を思いやってといえば聞こえは良いですが、問題の先送りです。

普段は数十円の違いでも気になる私ですが、こればかりは損得で割り切れるものでは
ありませんでした。

2次相続の際には母は関係ありませんし、残されたもので税金を納めればいいと思います。

何もしていない国に数百万円持っていかれるのは癪ですが、母がそれまでに遺産を使ってしまうかもしれませんし、母と同居できない私と弟とのせめてもの罪滅ぼしです。

さて、母が全ての遺産を相続するという、提案をしてどうなるかと思いましたが、私の提案はあっさりと母と弟に受け入れられ、分割協議はものの5分で終わりました。

なんとなくですが、母は私か弟のとの同居と同居した者へ多く分割する案をだして2人ともが拒否するか、分割内容でもめるのが怖く、私は、法定相続分で分割する合理的な案を出して、損得勘定しか頭にない奴と思われるのが怖く、弟は特に何も考えておらずOKしたといった感じでした。

後で母の意向を聞いた所、やはり私か弟のどちらかと同居したいそうで、「今は仕事の関係で少し難しいが、全く考えていないわけではない」としか答えられず、心の中で謝るばかりでした。

また、私の実家は数年前に立て替えており、その際に父と母の2人暮らしに最適化されており、床面積は結構ありますが、間取りは2LDKです。

同居となると改築が必要そうなので、そこを少し突っ込んで聞くと、改築の場合改築費用は出してくれそうです。

その話を聞いてその際は平成31年6月までは住宅取得等資金贈与の非課税制度を使えそうなので、1500万円~800万円までは非課税枠を使って贈与を受け、2次相続での相続税が圧縮できそうだとすぐに思った自分が少し嫌でした。

さて、遺産の分割が決まったので残りの②、③、④、⑤に取りかかる事にしました。

相続に関する手続きは、司法書士?税理士?
相続時の手続きまとめ。相続手続き頼むのは税理士か司法書士か。個々のケースによって変わります。

コメント

  1. このテーマの内容は大変ためになりありがたいです。
    私も一連の手順がわからずどうしたものかと思っていたので助かります。

  2. > このテーマの内容は大変ためになりありがたいです。
    > 私も一連の手順がわからずどうしたものかと思っていたので助かります。
    少しでもお役に立ててうれしいです。
    まだ手続きの最中ですがお互い頑張りましょう。