日本が没落してもそんなに悪い事ばかりではない

華為(ファーウェイ)の話題

華為が日本に通信機器大型工場 中国勢で初、技術吸収
 通信機器大手の中国・華為技術(ファーウェイ)が初の日本生産に乗り出す。年内にも大型工場を新設し、通信設備や関連機器を量産。日本の技術と人材を取り込み、日本や他の先進国で受注を増やす。事業買収や研究開


また、別のニュースですがファーウェイの日本での初任給が40万円以上だとか。

ファーウェイの初任給月40万円が話題 「普通に就職したい」「優秀な人は流れていっちゃう」
中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の日本での初任給が40万円以上だと話題になっている。 リクナビ2018に掲載されたファーウェイ・ジャパンの求人広告によると、募集職種は「通信ネットワークエンジニア」「端末テストエンジニア」「端末アフターサービスエンジニア」「研究職・アルゴリズムエンジニア」の4つ。月給は学士...

これに対して、日本企業のふがいなさを嘆く意見もありますが、日本企業がふがいない事は確かなのでしょうが、日本にとってはそんなに悪くないニュースでは無いかと思っています。

日本に工場が出来る=日本にはまだ投資する価値があり、労働者は選択肢が広がる

中国企業が日本に工場を作るという事は日本の人件費が相対的に安いという事もあるでしょうが、それだけでなく、日本の労働者を雇い入れたいという事です。中国人と日本人を比べて賃金が同じぐらいなら、日本の労働者の方が良く働くし文句も少ないので日本に工場を作るメリットがあると判断されたという事。日本企業の経営者にとっては頭の痛い事ですが労働者にとってはここらへんで賃金が下げ止まるという事で、朗報なのではないでしょうか。
つまりは日本にいながら、日本の無能な経営者のいる会社から、賃金の高い海外企業に就職する事が出来るわけです。

国際分散投資をするインデックス投資家にとっても朗報

国際分散投資をしているインデックス投資家にとって、唯一怖い事は世界経済が低成長率で長期にわって停滞したり、縮小したりすることであり、世界経済が成長してくれれば、日本が成長しようが没落しようがあまり関係ありません。もちろん日本企業に就職し、日本企業からサラリーをもらっている場合は困るでしょうが、完全に日本が没落するまでにはまだ時間的余裕があると考えられ、その間に十分な種銭をためて、経済的に独立してしまえばよいでしょう。また、最悪日本が没落して日本企業がバタバタと倒産しても、外資が日本に進出してきてくれるのなら、外資に就職すればよいだけの話です。
むしろ国際分散投資をしているインデックス投資家は、日本の没落によるリバランスで資産のほとんどを海外通貨建てで運用していますので、日本が没落してくれた方が相対的に豊かに暮らしていけるのではないかとすら思います。発展途上国の金持ちのイメージです。

ただし、私の楽しみである海外旅行は円が弱くなる事により、旅行のコストがかさみますので行きにくくなることは間違いないですが、一年のうち数か月を海外で過ごすのならまだしも、数日か長くても数週間の旅行なら、許容範囲でしょう。

ここまで考えて思った事

ただし、ここまで考えて思いましたが、日本は世界一の債権国でありその原資は何かと言えば、私たち投資家や、日本企業、政府や公的機関(GPIFなど)が海外投資をして持っている株や債券です。日本が没落するとなればこれらは取り崩されることになります。
当然その過程で外貨から円に両替されますので、日本没落といえど急激な円安と言うのは考えにくいのではないでしょうか。
そうなれば、為替レートは穏やかな円高傾向が続くでしょうから、世界経済が成長する限りは、案外日本は持ちこたえるのかもしれません。

コメント

  1. いいですね。
    私もそう思います。
    中国でもどこでも外資系企業にはどんどん日本に入って来てもらって日本の旧態依然の雇用慣行だとか給与体系をどんどん変えてくれればいいと思っています。

    • パンダック より:

      コメントありがとうございます。
      変わるにしても外圧頼みとは何とも情けない限りですが、変わらないよりましですね。